異世界へ行きたい

光と闇の戦いではない世界設定について

「好きな街」

 

 今週のお題「好きな街」

 

 僕が好きな街は、世界観がある街です。

 しかし、世界観と自由のバランスが、問題になっている気がします。

 

 自由な街というのは、そこに住む人々が制約に縛られない街のことを言うのでしょうが、そうである為には、出来る限り、街はフラットな、無個性な状態でなければならなくなります。

 人の個性と街の個性は、相反する、ということでしょうか。これでは、世界観を持つ街が減っていってしまいます。

 どうにかならないのでしょうか?

 

 世界観 = 自由より面白い足枷。

 

 好きなことが見つかると、人は自由を失います。

 好きな曲、好きな食べ物。それらは、あなたを縛るからです。

 でも、嫌じゃないですよね。

 好きな街だって、同じです。その街から、自由より好きな何かを、他にはない自分好みの制約を感じたと思えませんか?。

 

 自由より面白い足枷 = 好きなもの。

 

 そういう風に思えば、人と街の個性が潰し合うことは、無くなるのではないでしょうか。